【パン屋さんめぐり第9回後編】パン・メゾン@愛媛県八幡浜市

パン好きのみなさま、こんにちは!「Pasco スタッフがいく!全国のおいしい パン屋さんめぐり」9回目の後編です。前編では、全国的に人気の「塩パン」 の生みの親であり、「パン・メゾン」のオーナーである平田さんに、お店のこ とや「塩パン」の誕生秘話を伺いました。後編は「塩パン」などを作られ ている工房にも潜入!おいしさの秘密をちょっとのぞいてきました。前編に引き続き、Pasco 公認アンバサダーの uuu さんにも取材に同行い ただきました。

※uuuさんの「パン・メゾン」さんの紹介記事はコチラ

 

<今回の記事のポイント>

・「塩パン」を作っている工房に潜入!

・「パン・メゾン」のこれからの展望は?

・平田さん&Pasco 公認アンバサダーの uuu さんおすすめのパンをご紹介

—————————————————————————————————

 

いよいよ「塩パン」の製造現場に潜入!

 


売場の奥の厨房では、「塩パン」をはじめ、たくさんのパンが作られて います。「塩パン」は専門の職人さんが作られているそうです。

 

−−− お忙しい中、お邪魔してすみません。「塩パン」のと整形を見学させて いただきありがとうございます。1 個につき 7 秒くらいで整形されていて、と ても素早くリズミカルですね。

 

平田さん:はい。何個も作らなくてはならないので、かなり手早く整形してい ます。こんなにバターを包むパン屋、まずないですよ(笑)。


1個の「塩パン」に使われているバターは10g。包みやすいよう、10gずつバターをカット。このバターを巻いて焼き上げます。

 
今では1個の鉄板に10個ずつのせて焼いていきます。


たくさんのバターが溢れ出て、底がカリカリに揚がった状態の「塩パン」に。オーブンの扉を開けると、バターの香りが一気に店内に広がります。

 

——— 「塩パン」ですが、中が空洞ということもあり、2〜3個は1人で食べられそうですね。

 

平田さん:実は、大きさにもこだわりました。今は77円ですが、発売した当時は60円だったので、2個ぐらいは買ってほしいなと。それで、もう1個食べたい!と思うサイズにしたんです。軽い食感なので、女性の方でも3個ぐらいはペロリと食べられますよ。

 

——— もしよろしければ、企業秘密のお塩を見せていただくことはできますか?

 

平田さん:良いですよ。塩は「塩パン」ができた頃からずっと岩塩の塊をハンマーで叩いています。塩はオーブンに入れる前に1個1個、生地の上に手で乗せていくんですが、普通の塩だったら辛くて食べられないぐらいの量を使っています。でも、この塩は甘みがあって焼いても溶けないので、うちの「塩パン」にとってはなくてはならない塩です。これだけは門外不出(笑)。


ハンマーで叩いてザルでふるい、またハンマーで叩く、を繰り返すそう。小さい粒や大きい粒がランダムにあることで、食感のアクセントになるのはもちろん、飾りとしても丁度良い塩梅に。

 

 

「塩パン」専用の粉の名前は奥さまの名前

 

——— ところで「塩パン」に使われている小麦は、普通の粉とは違うのでしょうか?

 

平田さん:こちらがその粉「pain・maison yuki」です。ちなみにyukiというのはうちの家内の名前です。

 

——— 奥さまのお名前を付けられたんですか!?ぜひ、その理由を教えてください。

平田さん:おかげさまで「塩パン」は、いろんなメディアに取り上げていただきますが、出るのは私やパン職人をしている息子が多いんです。なので、私を長年支えてくれている家内の名前も感謝の意味を込めて何かのカタチで残しておきたいなと。

 

——— 奥さまの反応はいかがでしたか?

 

平田さん:喜んでくれましたよ。家内は本当に縁の下の力持ちでしたから。気持ちを込めたかったので、文字の色も赤にしてもらいました(笑)。

 

——— ステキなご夫婦ですね!伺っていて胸が熱くなりました。


長年、生地をこね続けている平田さんの手。親指と人指し指の間の皮膚が、他の人よりも広がっています。これは生地をこねるときに、この部分に力を入れている証拠なんだとか。

 

 

22年目を迎える「パン・メゾン」

 

——— 平田さんにとって「パン・メゾン」とは?

 

平田さん:自分の証ですね。「パン・メゾン」は宝物ですし、一番自慢できるものです。独立する時、家内には反対されたんですが、独立してから家内も朝の6時から夜まで一生懸命働いてくれて、お互いによく頑張ったなって二人で褒めあっています。感謝しています。

 

——— 本当にステキなご夫婦ですね。では平田さんにとってパンとはどんな存在でしょうか?

 

平田さん:よくわからないんですけどね。家内は人に「主人はパン屋が天職」と言っています。自分が作ったものを目の前でお客さまが買ってくれる、お客さまから「おいしかったよ」と言ってもらえるのがうれしいです。この言葉を聞くと、何時間働こうが辛くても元気になれるんですよ。

 

——— 「主人はパン屋が天職」という奥さまからのお言葉がステキですね。今後の平田さんの目標は何かございますか?

 

平田さん:一番の目標は「塩パン」を「世界の塩パン」にしていきたいということです。塩パンが売れた頃に雑誌だったかな?全国に広めたいと言ったら笑われたんですよ。「ちょっと売れたからって何言ってんだ」って。それが悔しくて「何くそ!」という気持ちでがんばってきたら、全国区になりました。2013年に長男が松山からほど近い松前町で「スペイン石焼工房 パン・メゾン」をオープンさせ、2018年には次男が東京で塩パン専門店として「塩パン屋 パン・メゾン」をオープンさせたばかり。その時にも「みんなで世界を目指そう!」と話しました。

——— 個人的には世界の「塩パン」もそう遠くないような気がします。日本では他に出店は考えていないのでしょうか?

 

平田さん:出店依頼も結構あるんですが、どんどん店を出すより今のパン屋を守ろうと思っています。いい加減なパンを作って手を広げるより、自分が納得する人が育ってから店を出すという風にしていきたいですね。通販の要望もあるんですが、パンは焼き立てが一番!ぜひ焼き立てを食べにお店にいらしてください。

 

 

平田さんのおすすめ・思い出のあるパンを教えてください

 

「塩メロンパン」(129円)

「塩パン」ができる前は「メロンパン」が一番の人気だったそう。「メロンパン」が大好きだった平田さんの甥っ子さんのアイデアで「塩パン」と「メロンパン」を合体させてみたところ、想像以上の出来で即人気パンの仲間入り。塩パンの上にメロン生地をのせてから焼くと、メロン生地が溶けて羽根のように。


お客さまは取れてしまった羽根も必ずトレーに乗せるそうです。

 

 

「豆パン」(98円)

「塩パン」の生地にバターや砂糖を多く入れて少し甘く、柔らかくしたパン。おやつにぴったり。あまじょっぱいパンなので、一度に2〜3個食べられる方もいらっしゃるとか。

素朴で優しい味わいで、お年寄りから子どもまで幅広い世代に人気の豆パン。

 

「てりやき卵」(186円)

オープンした頃からずっと人気の惣菜パン。少し甘みのある生地はしっかりと味がついた照り焼きチキンとの相性抜群。


卵や砂糖をたっぷりと使った甘めの生地が特徴的。照り焼きチキンとの甘辛の組み合わせにファン多数。

 

 

「Pasco公認アンバサダー」のuuuさんと一緒に、Pascoスタッフもいただきます

 

——— まずは念願の「塩パン」からいただきます!

 

——— 先程、取材中に焼き立てを少しいただきましたが、冷めてもバターの味が生地に絡まりおいしいですね。

 

uuuさん:焼き立ては初めていただきました。バターの香りがすごくて、生地もフワモチでとてもおいしいです。

 

——— ほんとうに!何個でも食べられちゃいますね!って、すでに2個食べてしまいました(笑)。塩とバターが絶妙なバランスで、手が止まらない(笑)。続いては、「塩メロンパン」をいただきます。

uuuさん:焦げ目がついているところが甘くてサクッとしてお菓子みたいですね。

 

——— お客さまが落ちた羽根もトレーに乗せる意味がわかりましたね。ビスケットみたい!今までこんなメロンパンを見たことがなかったので、とても勉強になりました。

 

 

uuuさんおすすめのパン・メゾンのパンを教えてください

 


左がPascoスタッフ、右はuuuさんです。

 

uuuさん:おすすめしたいパンはたくさんあります。まずは「牛肉ゴロっとカレーパン」です。牛肉がゴロッと大きくて、1個で大満足できます!昔ながらのカレーといった、どこか懐かしい味がするのも魅力です。

次は「明太チーズフォンデュ」。このパンは生地がおいしくて、中にたっぷりと明太チーズが入っています。そして王道のクロワッサン!「こだわりのクロワッサン」は外せません。とにかくサクサクで中がふわふわ!

最後に「塩パン」とフレンチトーストという最高の組み合わせ「塩パンdeフレンチトースト」。「塩パン」もフレンチトーストも大好きなので、大好きなもの同士のコンビです。あまじょっぱいスパイラルにハマります。


右上:「明太チーズフォンデュ」(197円)/右下:「牛肉ゴロっとカレーパン」(179円)/左下:「こだわりのクロワッサン」(88円)/左上:「塩パンdeフレンチトースト」(108円)

——— uuuさん、素敵なお店をご紹介いただき、ありがとうございます!「牛肉ゴロっとカレーパン」のゴロっとした大きな牛肉、楽しみです!今は「塩パン」でお腹がいっぱいなので、uuuさんのおすすめパンは、本社にいるPascoスタッフのお土産にしたいと思います!

 

uuuさんのご感想>

今回参加させていただき、すごく楽しかったです。大好きな「塩パン」の開発秘話だけではなく、工房にも入れていただき、こんなところまで見せていただけるの!と驚きました。バターを生地に巻く様子やオーブンに入れるところ、オーブンから焼き立てのパンが出てくるところ、いろんな工程を見させていただき、貴重な体験をさせていただきました。大好きなパンが、もっと好きになりました。

 

 

<スタッフの感想>

平田さんのお話には「パン・メゾン」への愛、「塩パン」への愛、奥さまへの愛が溢れていました。取材に伺う前は、「パン・メゾン」から生まれた「塩パン」が全国的に人気となったのはなぜだろう?と思っていましたが、平田さんのお話を伺い、必然的なのかもしれないと思いました。世界の「塩パン」になるのが楽しみです。

また新しい取り組みとして、今回、Pasco公認アンバサダーさんおすすめのパン屋さんに、アンバサダーさんと一緒に取材に行かせていただきました。普段なかなか会えないアンバサダーさんとこうしてお会し、お話することができて、Pascoスタッフとして刺激になりました。アンバサダーさんと一緒に、これからもPSCを盛り上げていきたいと思います。

 

前編では「パン・メゾン」のオーナーであり「塩パン」の開発者でもある平田さんからお店ができるまでのお話や「塩パン」の開発秘話について伺いました。/

>>前編を読む方はコチラ

 

 

—————————————————————————————————

 

パン・メゾン

https://www.painmaison.jp/
住所:愛媛県八幡浜市北浜1-8-15
(Google Mapはコチラ
Tel:0894-27-0348
営業時間:6:30〜19:00
定休日:火曜日
お店に駐車場有り(約21台)

(2018年12月13日現在)

 

 

タグ:
  • 16
  • 2524
PSCに会員登録して、記事を投稿したり、いいねすることでポイントがもらえます!
詳しくはこちらから。
既に会員の方はコチラからログインしていいねやコメントして下さい。
  1. ねこまるさん

    美味しそう☺

    0
  2. loving rabbitさん

    行ってみたいです

    1
  3. はなかっぱ
    はなかっぱさん

    塩パン元祖ですね!

    0
  4. panloveさん

    塩パンがたくさん積まれていて、見ているだけで幸せになります!お値段も買いやすくていつもパン屋では塩パンを選んでしまいます!

    0
  5. ジャランジャランさん

    美味しいそう!
    行って見たいです。

    1
  6. ころんさん

    食べたことがないけど、「塩パン」が気になって仕方ないです。

    3
  7. ミュウピョン
    ミュウピョンさん

    パン・メゾンの塩パン美味しいですよね

    3
  8. 3003314さん

    愛媛県に行った時は絶対に行きたい場所ですね!

    3
  9. ゆっきーさん

    とっても美味しそう!
    いつか食べてみたいです

    3
  10. 珈琲豆
    珈琲豆さん

    営業時間がとても長いですね。近くなら朝食に焼きたて買いに行けますね。お休みも週一。。。

    3
  11. みーさん

    実家と同じ市内にもお店があるので帰省したら買いに行きたい。
    パンの種類がたくさんあり、どれも美味しそう‼

    3
  12. ぶひこ
    ぶひこさん

    パン屋さんめぐりを読んでいると、本当にパンが食べたくなります♪

    塩メロンパン気になります^^

    3
  13. ごっちさん

    あぁ~食べたい!
    八幡浜までパン巡りに行きたいなぁ~

    3
  14. おたまじゃくしはは
    おたまじゃくしははさん

    帰省の折、八幡浜を通ります
    今度寄ってみようかな

    3
  15. おにゃんさん

    塩メロンパン食べて見たいです。取れた羽をトレーに載せる気持ち分かります。パリパリで美味しい所ですよね

    3
  16. だあきんさん

    本当に美味しそう!
    ちょうどランチ前に見てしまって、
    これはランチはパンかなー!

    3