
本日はお食事系イギリス料理、「シェパーズパイ」を超熟と合わせました。シェパーズパイは、挽肉と野菜を炒めた、ミートソースのような具にマッシュポテトを載せて、焼き目がつくくらいまでオーブンで焼きあげるパイのことです。1700年代の終わりまでは食用とみなされなかったじゃがいもが、そののち食べられる野菜だと認識され、スコットランドや北イングランドの庶民が手ごろに購入できる食材として、これまた安く手に入れた肉の端切れなどを覆うようじゃがいもを載せたのが、この料理の始まりとされているそう。いまでは日曜のお昼に、家族が集まって食べるサンデーディナーや、パブなどで食べられる家庭料理として、イギリスやアイルランドで広く愛されているメニューです。今回は、にんじんや玉ねぎのみじん切りと合いびき肉を炒めて、トマトソースとにんにく、赤ワイン、ハーブソルトで味つけしました。別の鍋でふかしておいたじゃがいもを、スキムミルクで溶いた少量のミルクとバター、塩コショウで味つけしてマッシュポテトにします。グラタン皿にトマトソースのミートソースみたいな具を最初に詰めて、次にマッシュポテトをその上にたっぷり載せます。あとは180度のオーブンで15分焼くだけ。
ちょっとこの取り分け分はマッシュポテトが少なく見えますが、なかなかきれいに取り分けるのは難しかったです。日曜に家族でランチ時間に集まって、こういう風にお皿に取り分ける「サンデーディナー」は、イギリスならではの風習ですが、その分夜は、きゅうりやトマトのサンドイッチなどすごく軽い食事になります。もちろん、サンデーディナーの残りのローストチキンや七面鳥を使ったサンドイッチなんかも出てきました。日頃は簡単な食事の多いイギリス家庭料理ですが、日曜だけは豪華なランチ(ディナーと呼びますが)なのが、イギリスでホームステイした時の最初のカルチャーショックだったのを思い出しました。
ちょっとこの取り分け分はマッシュポテトが少なく見えますが、なかなかきれいに取り分けるのは難しかったです。日曜に家族でランチ時間に集まって、こういう風にお皿に取り分ける「サンデーディナー」は、イギリスならではの風習ですが、その分夜は、きゅうりやトマトのサンドイッチなどすごく軽い食事になります。もちろん、サンデーディナーの残りのローストチキンや七面鳥を使ったサンドイッチなんかも出てきました。日頃は簡単な食事の多いイギリス家庭料理ですが、日曜だけは豪華なランチ(ディナーと呼びますが)なのが、イギリスでホームステイした時の最初のカルチャーショックだったのを思い出しました。